ABOUT

北海道の酪農学園大学で出逢った私たち夫妻は
おひさまの下でのびのびと牧場経営したい!と夢見て
億の借金をして新規就農しました。

現実は
・牛舎の中だけで一生を終える「放牧しない酪農」があること
・牧草だけでなく牛の成長のために「遺伝子組み換えの穀物」を与えられていること
・「農薬や化学肥料」を大量に使った牧草が使われていること
・自然でない人工の育て方が、アレルギーや精神疾患など人間の健康に害を及ぼしている可能性

これらの現実を知り驚愕します。

愛する4人の子どもたちに堂々と
「うちの牛乳は安全だよ。いっぱい飲んでいいんだよ!」
といえる酪農がしたい!!と強く思い
ほとんどの時間を放牧で育てる「昼夜放牧」で
おひさまの光と牛の堆肥だけで育った牧草を食べて牛が育つ
循環型で地球に優しいPerfect grass fed beef(完全無農薬牧草飼育)に挑戦します。

グラスフェッド牛は、オーストラリア、ニュージーランドが主産地ですが、効率や生産性を考えると、完全無農薬牧草飼育は難しいのが現状です。
また狭い日本の領土で放牧酪農に適しているのは北海道のみといわれていて
かなりのチャレンジャーだと思います。

私達の牧場は「人の数より牛の数のほうが多い」北海道の別海町にあり、
冬の天気の良い日にはダイヤモンドダストが見ることができる素敵なところです。
まさに「大草原の小さな家」で家族6人今日も元気に酪農をしています。

朝夕牧場まで行き、
子どもたちが牛を追って牛舎で乳搾り。
ときには牛に蹴られたり、踏まれたりしなから
また牛を放牧する。
間の時間は子どもたちと遊んだりおしゃべりを楽しんだりして過ごします。

開拓スピリット!だけで未開の地で酪農をはじめましたが、
トラクターや搾乳機器は高額で、夢より借金がかさむ一方です。

買ったばかりの牛たちが大脱走!!
総額1500万円の損失に全身の震えが止まらなかったこともありました。

そして最大のピンチはまさに今。
グラスフェッド牛酪農に切り替えたため、
乳量、収入ともに半額以下となりました。

けれど私達家族は今日も元気。
牛たちがおひさまの下でゆうゆうと牧草を食べ、
そのまわりでは子どもたちの笑い声が聞こえます。

効率重視な世の中に変わり、化学肥料や遺伝子組み換えで
安全な食生活に警笛が鳴る今こそ
私たち一家が平和に穏やかに大切に育てた牛たちを
みなさまの元に届けられることを願ってやみません。

北海道の自然豊かな牧場で、年間10頭程度しか提供できない貴重な
Perfect Grassfed beef(完全無農薬牧草飼育牛)です。

私たちが提供するグラスフェッド牛は、

■化学肥料、農薬完全不使用牧草飼育■
「安心」「安全」に拘り、100%牧場内循環の天然の草のみを
食べさせて大切に育てています。
世に出回る「グラスフェッド牛」の中には、
出荷の直前は穀物で育てたものや
牧草のみで育てた場合でも、草の収量を増やすために
化学肥料を使っている場合がほとんどです。

■ホルモン剤や抗生物質完全不使用■
ホルモン剤や抗生物質を不使用と書きながらも、
 「但し、病気予防のために、ワクチンは投与しています」
と書かれていることがあります。

■おひさまを浴びて育つ「昼夜放牧」■
生産性を上げるためには効率の良い「牛舎飼育」となり、
牛舎の中で遺伝子組換えの穀物や農薬や化学肥料を使った
牧草を食べさせることで成長を急がせるので、肉の味わいは薄くなります。
私たちの牧場(おひさまファーム)では、ほとんどの時間を放牧する
「昼夜放牧」で”おひさま”の恵みを十分に浴びながら時間をかけて育つので、
牛肉本来の旨味が最大限に引き出され、
味わい深い良質な赤身の多い肉となります。

■高タンパク・低カロリー■
体作りを大切にするアスリートなどからも注目され
「ヘルシーな牛肉」「痩せる牛肉」として各方面から注目を集めています。
たくさん食べても、脂が少ないため「もたれ」づらく、
良質なタンパク質を多く摂取することができるといわれています。

■栄養豊富■
穀物で育てたグレインフェッド牛と比べて、
人間の体内では作れない不飽和脂肪酸のオメガ3脂肪酸や
より多くの抗酸化物質、ビタミンEなどのビタミンも含まれています。
また、牧草由来のβ-カロテンが多く、脂肪燃焼を助けるといわれる
共役リノール酸などが多く含まれています。

■美味しい食べ方■
グラスフェット牛は、不自然に太らせた通常のお肉と比べると
油が少なく硬いですが、前日までにゆっくり冷蔵庫で解凍したり、
塩麹に浸けたりとひと手間かけることで旨味が引き出され、美味しくいただけます。
本物のグラスフェッド牛は、「これが本来の牛の味なのか」と唸るほど
大自然の中で育った本来のしっかりとした濃い味わいと歯応えを
楽しむことができます。
ぜひ、この機会に、私たちが大切に育てたグラスフェッド牛の
美味しさをご堪能いただければ幸いです。

株式会社 おひさまファーム

住所
北海道野付郡別海町豊原
TEL
0153-76-2317